モンハンブログ 週末の笛吹き

主にMH3GとMH4、MH4Gそしてモンスターハンタークロスのプレイ日記を書いていきたいと思います。現在は「ロキ」という名前でオンラインに出没中。モンハン以外の事を書くブログ「ロキの試験的駄文」も始めました。

モンハン小説未来編 第8話 「ウルズ、ソロクエストに挑む」 終章 昇格と流れない涙 

ウルズ緊急クエストの第8話も、やっと最終回。
これでやっとウルズも、自他共に認めるハンターとして立つようになった……そんな話になりました。
未来編として、次に考えているのは武器防具のオーバーホール。
ただその前に、ヘイムダルさんとロリフレイア時代の番外編「11匹のアイルーたちの日常」を、今度こそ書いていこうと思っています。もっとも、それに手をつけるのは第20回MMD杯後で、かつMHW効果で見る人も増えてくれるのではないかなぁと期待する2月9日以降。
またしばらくお待たせすることになります。あしからずよろしくお願いします。

さて。
将来の話はともかく。
今回の主役の一人はギルドの受付嬢。
久しぶり……いや、初めてかもしれない長セリフと、本名発表。
彼女、実のところフレイアが結構苦手で、逆にウルズには割とシンパシーを感じていたりします。

そんなモンハン小説未来編第8話、最後の話。
お楽しみいただければと思います。


モンハン小説インデックス

デフォ子ーウルズ シルエット2完成
~~ ウルズ ~~

レアーフレイア シルエット完成
~~ フレイア ~~

ローゲ01
~~ ローゲ ~~

MHWベータ版フレイア
~~ サーガ : MHWβ版よりイメージとして ~~

ロキ・ギター
~~ ロキ ~~




 一日半、完全に休養した。
 死ぬかとすら思ったイャンガルルガとの戦いの後である。休息はありがたい。
 身体を休めつつ、図書館から借りてきていた本を読み、疲れたら日の高いうちに仮眠を取るなど、リラックスして過ごしていた。
 しかし昼頃に寝てしまったため、逆に夜は目が冴えた。
 そんなわけで、ガルルガとの戦いから帰った次の日の夜、私は時間を持て余して、飲みに出ることにした。
 行き先は、モツ屋である。相変わらず殺風景な店だった。
 ジャギィノスのモツと軟骨(ヤゲン)の香草焼きを、泥芋酒で楽しんだ。
 キンカンと呼ばれる卵になる前段階の黄色い球状の部分や、心臓(ハツ)、腎臓(セギモ)、肝臓(レバー)などは臭みが強く、見た目もグロテスクで、どう考えても美味いわけではないのだが、私はここの料理は好きだった。なんというか、クセになるのだ。
 前に来た時には、酒の飲み方も知らずに泥酔してしまったが、最近はたまに宅飲みもしているし、自分の適量やペースも掴み始めている。あの時のような失態を晒すことはなかった。
 無口な店主だが、一言、その傷はどうしたと聞いてきた。顔や脚の細かい傷跡は既に治りかけているが、顎から首にかけての傷にはまだ膏薬を塗った綿紗(ガーゼ)を当てている。
 私が、イャンガルルガを相手にムチャをした、と答えると、店主は少し顔をしかめた。
 店主は元ハンターで、恐らくはモンスターに片目と頬肉を抉られたのであろう大きな傷跡を持つ凶相である。それゆえに眉根を寄せるだけで強い殺気をはらんだ恐ろしい表情にも見えてしまうが、人の顔色を読むことに関しては上位クラスの私ならば解る。
 店主は、心配してくれていた。
 ペチャクチャと喋るタイプの人ではない。ただ、気をつけろ、とだけ言われた。

 モツ屋で飲んだ次の日、集会場にて、フレイアとの今後の打ち合わせを始めた。
 場所はいつもの通り屋外フードコート。ロキはもちろん、今回はローゲも一緒だ。
 冬の間は閉鎖されている場所だが、今は屋台も出揃い、目の前にある巨大な中央花壇ではアイルーたちが土の準備を始めていた。
 冬が去り、春が来る。
 モンスターがもっとも活発に動く時期を迎え、その準備や行動方針を具体的な部分まで決めていくのである。
 消耗品のまとめ買いに関して、予算を見積もりながらどれだけの量をどこから調達するか。ギルドが公開している過去数年の春季狩猟報告の確認。そして春が来る前までに済ませたい、武器防具の本格的なオーバーホールの日程など、身近なところから決めて行き、予想されるクエストやそれに向けた準備、受けるべきクエストと受けざるべきクエストの選別、技術向上や伝手を増やすための他のハンターとの合同狩猟に関する基本方針などを話し合う。
 他のハンターとの連携は、基本的に私が周囲から嫌われているために難しかったのだが、寄生と呼ばれる行為をしなくなってからしばらく経ったし、その間に集会所に居るハンターも少し入れ替わっている。パピメル装備を購入したこともあって、かつての私を知らないハンターならば、噂程度は聞いていてもそこまで忌避されないだろう、というのがロキからの提案だった。
 ……私は、まだその辺りは自信がないのだが……。
 とは言え、上位昇格を考える以上、多様なパーティ編成による狩猟は、ソロでの狩り以上に重要な要素となる。また、モンスターの間引きなど春の狩猟では人手が必要となる場合も少なくない。さらには人との付き合いが広がれば、様々な技術や情報を得ることも出来る。
 それに……と、フレイアは言った。
 ウルズの悪いイメージも、引きこもっていたら払拭できないわ。一緒に行けば、今のウルズがそれなりにちゃんとしたハンターであるということは解るはずだし、そういう所から周囲の目も変わっていくものよ。人付き合いは、広いに越したことはないの。そりゃ面倒事も増えるけど、良くない手合はこちらから切ればいいだけなんだし、その選択をするにしても、まずは人脈が無ければ始まらないもの。
 ……まあ、フレイアは社交性の塊だし、多くの人と自然に触れ合う分、人あしらいにも慣れている。……比べて私は……うん……その辺はフレイアに丸投げしよう。
 私が表情に出さずにそう思った時。
「ああ、ここにいらっしゃいましたかニャ」
 と、突然、声をかけられた。
 椅子に座ったまま振り返る。そこには、集会所の受付嬢を補佐するアイルーの一匹が居た。
「ウドン……さん?」
 フレンドコールの呼び出しや言付けなど、ハンター同士の連絡に関する書類を担当していて、よく集会所でハンターを探し回る姿を見かける、白いオスのアイルーだった。
 彼は人当たりのよい笑顔で、私に言った。
「ウルズさん。ギルドより、召喚状が発行されていますニャ。お手数ですが、急ぎ事務所まで起こしくださいニャ」 

 さて。
 何かやらかしただろうか。
 渡された召喚状の同意書にサインをし、私は内心不安になりながらウドンの後をついていった。フレイアとロキ、ローゲが、テーブルの上に広げていた資料などを片してそれに続く。召喚状はハンターに対して強制力を持つ。それだけに、あまり出されるものではない。少なくとも私は初めてだった。
 悪いことは、最近はしていないつもりだが……。
 後ろに続くフレイアを振り向くと、彼女はニコニコと笑っていた。あまり心配していないようだ。確かに、オドオドとしていても始まらないな、と、私は思った。後ろ暗いことがない以上、せめて表面だけでも堂々としていよう。 
 そう思いながら、事務所のドアを開けた。
 事務所は、大きな公園のような集会所の中に建てられた木造建築で、手前に机とテーブルの並ぶ待合いスペースが設けられ、奥に受付がある、バーのような作りになっている。
 今、そこにはそれなりに多くの人が居た。
 この時期、次のシーズンの打ち合わせをするハンターは少なくない。そもそも私達のようにフードコートでそれを行うのはむしろ少数派で、事務所の待合スペースや会議室、あるいは他の屋内施設を使う方がメジャーなのである。
 ふと思ったが、わざわざフードコートを使い始めたのって、他人の目を気にしていた私をフレイアやロキが気遣ってくれたからなのだろうか?
 幾つかの集団が、それぞれに話し合っているざわめきの中、私は奥の受付に行った。
 美しいが無表情な、動く人形のようなイメージのある受付嬢がウドンから召喚状を受け取り、私のサインを確認すると、珍しく立ち上がりこちらに一礼した。何のことかわからず、私がキョロキョロしていると、フレイアが訳知り顔に頷いた。
 ギルドの用件が何なのか、感づいたようでもあった。
 私はそのフレイアに背中を押されて、受付嬢に話しかける。
「あの? 召喚に応じて参りました」
「はい、お疲れ様です。ウルズさんにお渡しする重要な書類があり、呼び出させて頂きました」
「書類?」
 受付嬢に、フォルダに入った書類一式を手渡された。
 中身を確認する。

 タイトルに「ハンターランク昇格証明書」とあった。

 昇格?
 私が?

 思わず紙面に目を走らせる。最近図書館に行くようになったとはいえ、昔から文字を読み慣れているわけではない。書類一枚を数秒で読んでしまう受付嬢はもちろん、フレイアと比べても読むのは遅いのだが、内容を確認するのを彼女は静かに待ってくれていた。

 一枚目に「概要」とあった。
 最初の行に「登録ハンターネーム“ウルズ”のハンターランクを現行の「1」より「2」へと引き上げる旨を通達す」と書かれていた。
 続いてここまで行ってきた狩猟の記録が細大漏らさず列記されており、「以上の狩猟実績と、黒狼鳥イャンガルルガを撃退せしめた事を以てその実力を証明したと判断し、ハンターランクの一段階引き上げを認める」という文章でしめられていた。
 二枚目以降は、手続きのための用紙で、基本的には確認書や同意書などだった。
 驚きで。
 私は少し、虚脱していた。
 そんな私の肩を、受付嬢が軽く叩いた。そして咳払いをして、事務所全体に聞こえる程度に大きな声で言った。
「おめでとうございます。ギルドは貴女の活躍と実績を認め、ハンターランクの引き上げを認めます」
 彼女は、珍しく誰が見ても分かる程度にほほ笑んでいた。
「おめでとう!」
 振り返ると、フレイアが満面の笑みで拍手をしてくれた。
 それに引っ張られるように、周りのハンターが拍手をした。
 今回のようなハンターランクの引き上げなど、ギルドから何かを送られた時には、同席していたハンターは拍手をして祝福するのが慣例で、それはちょっと儀式的なものでもある。
 私は事務所全体を見渡した。
 半分以上は、特に興味もない義務感からの拍手だった。これは昔からいるハンターが多かった。
 だが、最近になって顔を見るようになったハンターの中には、好意的な祝福を込めた拍手をしてくれている人も少なからず居た。そんな中で一人、ブラウンの髪の女性ハンターと眼が合った。サーガさんだった。彼女は静かに笑いながら拍手を送ってくれていた。
 私は彼女に、そして周り全体に軽く会釈をして祝福を受けた。最後に、フレイアとロキに深くお辞儀をした。フレイアが手を伸ばし私と握手をした。
 一通り、やや形式めいた祝福の時間が終わると、集会所はまた元の雰囲気に戻っていった。
 ただ、受付嬢だけが私に話しかけた。
「ウルズさん、おめでとうございます。このギルド支所を受け持つ者の一人として、心よりの祝福を申し上げます」
 言葉も表情もいつも通りに硬いが、見た目以上に真心が込められている、と私は感じた。
「特に貴女は、来たばかりの頃から知っているだけに、わたくしとしても喜ばしいこと一入です」
 あの頃の私を知っている人間ならば、まさかハンターランクが上がるとは思えなかっただろう。しかしそれを「喜ばしい」と表現してくれるのは嬉しい。もともとこの集会所に居着いたのは、上の立場からの同情や哀れみ、あるいは蔑視をあまり感じさせない彼女がいたからなのだ。
「しかし、それとは別に、わたくしには伝えなければいけないことがあります」
 頷く私に、受付嬢は淡々とした声で続けた。
「ハンターランク1とは、いわばアルバイトのようなものでもあります。始めようと思えば簡単に始められるし、それゆえに、簡単に辞めることも出来る。ハンターランク2になって、初めて職業的ハンターとして認められる。そう思ってください。貴女は一つ進んだというよりも、これでやっとスタートラインについたのだと」
「はい」
「ハンターランクは下がることはありません。しかし、評価自体は別です。ランクに見合わない行動を繰り返せば、実際的な評価が1に戻ることも、それ以下になることもあります。それは心して置いてください」
 私は頷いた。
「今回、危険を犯して村を守ったことが、それまでの行動と共に評価されました。貴女はそれを誇っていいし、むしろ誇るべきであります。ただし、ハンターとして評価されていくのはこれからなのです。……さて……ここからはギルドガールとしての役割を離れた、わたくしアルヴィトル個人の苦言になりますが」
「……はい」
「かつての貴女は、決して良いハンターではなかった。それは他のハンターたちからの報告として、記録として、私の眼にも耳にも入ってきていました。正直な話をすると、わたくしは貴女はすぐに辞めるか、死んでしまうだろうと思っていました。周りからの協力や好意を得られないハンターは、そのような終わりを迎える例が多いですから」
 私は頷いた。心当たりが多すぎる。
「しかし、フレイアさんとフレンド登録をしたのを堺に、貴女はかなり変わられました。私は狩りの現場に出ることはありませんが、記録から、それを鮮やかに読み取ることが出来ました。……本当を言うと……」
「?」
「フレイアさんとのフレンド登録をした直後、貴女は一人で採集に出ています。その時に、私はダメだと思いました。この人は変わらない、と」
 後ろでフレイアが頷いていた。思い出す。あの時、私は初めて出来たフレンドを、どう言って誘っていいのかすらわからなかった。
 それにしても、よく覚えているな、この人達……。
「その後、装備を作るため火山に篭り帰ってきた時に、わたくしの心配は杞憂のものだったのだろうとホッとしたのも確かです。それらを経て、貴女はいまハンターランクを上げるに至りました。私は素直に感心しています。ですが、忘れてはなりません。かつての貴女のことを」
 受付嬢は、少しだけ声色を低くした。
「貴女の努力は素晴らしい。しかし、それに自惚れて、周りへの感謝を忘れぬように。貴女は一人でここまで来たわけではない。これはわたくしの考えだけではありません。記録がそれを物語っています」
 そこまで言うと、受付嬢は少し表情を和らげた。
「逆に、それを忘れなければ、きっとこれからも周囲の人は助けてくれるでしょうし、また貴女も誰かの助けとなることでしょう」
「はい。それは肝に命じます」
 私の言葉を受けて、受付嬢は微笑んだ。そして小さくため息を付いた。もともと雑談ベタな人なのだ。仕事から離れてこんなに喋るのを、私は初めて見た。ちょっと喋り疲れたのかもしれない。
「では、祝福も苦言もここまでとして、仕事に移らさせていただきます」
 珍しく砕けた口調だったが、それもここまでだった。提出用の書類や、確認書や同意書の意味と書き方をレクチャーを始めた彼女の姿は、いつもと同じく淡々としたものになっていた。
 ただ、ほんの少しだけ頬が赤くなっていたのは、自分が思っている以上に、彼女も喜んでくれていたのかもしれない。

 記入した書類を提出すると、受付嬢は「承認まで数日ほどかかります。全ての手続きが終わりましたらアナウンスしますので、その際には新たなギルドカードをお渡しします」と言った。そして、本当におめでとう、と添えてくれた。

 手続きを終えた後、集会所に居たサーガさんに挨拶し、フレイアにも紹介した。
 やや中途半端になってしまったが、その日の打ち合わせは終らせて、次に持ち越した。少し早いが私たちは解散し、夕方になってフレイアの家に集合した。
 今日は、フレイアのおごりで、BAR「ブレイヴハート」で飲むのだ。
 ブレイヴハートでは、ロキがこっそりと「フレイアの好みのタイプなんだニャ」と教えてくれた、筋肉質で中年の落ち着いた雰囲気のマスターが出迎えてくれた。
 私のハンターランクが上がったとフレイアが言うと、マスターも嬉しそうに祝福してくれ、お祝いということで白ぶどうの皿盛りをサービスしてくれた。
 フレイアはアンジェロ、ロキはシルバーヴァインマティーニ、そして私は、前に来たときと同じく、キールを注文した。ここが初めてのローゲはちょっと戸惑っていたが、ロキが木天蓼を漬けた米焼酎を勧めたのでそれにしていた。
 マスターは、私に対してだけアルコールはどうなさいますか? と聞いた。私は「最近、お酒も飲み慣れてきたので、今回は普通でお願いします」と答えた。

 前回来たときとは違い、私はお酒を楽しんだし、フレイアはムチャな飲み方を控えていた。聞くと、前にここで飲んだ後、ロキにしこたま怒られたのだそうだ。
 私たちはゆったりと酔い、静かだが楽しい時間を過ごした。

 店から出るともう夜も遅く、フレイアからは泊まりに来ないかと誘われたが、私は次の日に備えるためと言って、断った。
 泥酔しているわけではないので大丈夫だろうとも思うのだが、それでも酔ったフレイアに対する警戒感を私は失ってはいない。フレイアは少し残念そうな顔をしたが、コレばかりはフレイアが悪い。
 
 適度な酔いと。
 まだ実感のわかない、昇格したという嬉しさと。
 私は良い気分で家路についた。

 ……
 …………

 ウルズが自宅に戻って眠りについた頃。
 フレイアは自宅でロキと話していた。

 違和感があるの、と彼女は言った。
「違和感?」
「うん。私はほら、上位ハンターだったヘイムダルさんの教練を受けて、その推薦とギルドの実技判定試験にパスして、暫定ランク3からデビューしたじゃない」
「まあ、エリートコースだわニャ」
「ウルズとちょっと違うのは確か。それでも、実績を積んで正式にハンターランクが確定した時、私は嬉しかったの」
「そういえばあの時、涙ぐんでいたニャ」
「それなのよ」
「ニャ?」
「苦労した分、ウルズだって喜んでいたし、一段階上の覚悟もしたと思う。でもね……」
 フレイアは怪訝な顔をして続ける。
「でもあの子、泣かないのよね……」
「……確かに。普通はウルっと来るものかもしれんニャ。しかしあいつはもともと感情の起伏が少ない……というか、強い感情は押さえ込んでいるニャ。ウルズらしいと言えばウルズらしいし、そんなに変なことかニャ?」
「変とは言わないけど……違和感があるのよ」
 その違和感の正体が何なのか、それはフレイア自身も分かっていなかった。ただ、眼にゴミが入ってこすっていた時以外に、ウルズの涙を一度も見ていない、それだけが頭に残った。


 ……
 …………

 朝。適度なお酒のお陰かスッキリとした気分で眼が覚めた。
 今日だけは特別だ、と自分に言い聞かせて、私はメガミノフトモモのハチミツを二口舐めた。
 ハンターランクが2になったからと言って、何かが劇的に変わったわけではない。受けるクエストの自由度が少し上がったくらいだ。
 ハチミツを二口舐める程度の感慨を胸に、私は家を立った。
 忙しい日々の始まりが近づいている。今日も頑張ろう。そう思った。
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category: モンハン小説

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コメント

あー昇級した際にチャットが花咲くのは良い伝統ですよね。
MHFの様なワールド制だった作品では、
それが顕著でノリが大学の合格発表みたいな感じでしたのを思い出します。

しっかしどこか深いというか、人間臭い作風が発揮されていますな。
何というかヤンキー更生モノと昼は働きながら夜間学校へ行く人みたいな感じですかね?w

続きが気になります!
さらに言うとロキ版モンハンの設定資料集が欲しい!!!
キャラクター設定も気になるし、どのような世界観なのかなど。
どうでしょうか?w

朔 #- | URL | 2018/01/18 00:15 | edit

Re: タイトルなし

>>朔さん

いつもありがとうございます。

昇格のときのお祝いチャットは本当にいいですよね。
MHFの雰囲気はよくわかっていませんが、MHWでは集会所に人が多い(のだと思う)分、似たようになるのかも。今回のウルズの昇格も雰囲気としてはそちらに近いと思います。

ちなみにヤンキー構成モノの元祖(?)、マイ・フェア・レディがちょこっとだけ頭にあります。
オードリー・ヘップバーンはガチで可愛いです。

そして設定資料集……。
数日前、「ハクメイとミコチ」の設定資料集「足下の歩き方」を購入したのですが、本当に読み応えがありました。
それと同時に、作者さまがあとがきで書いておられましたが、作るの、本当に大変そう……ともw

実は、モンハン小説の設定って、基本として「モンハン」があるのであまり予め用意した部分というのが無かったりします。
ゲームとしてのモンハン以外にも、やる夫スレッドのモンハン二次創作などからパクっている部分もありますし。

小説の出来て生き方って双方向的な部分が多いので全てがそういうわけではありませんが、モンハン小説独自の設定は「こういうストーリーにしたいからこういう設定にしよう」という流れで出来たものの方が多いと思います。

具体的には、

・ヘイムダルさんが日常的に村の周辺を回るという話にしたい。 → そのためには複数のベースキャンプが必要。
・実働は月に20数日くらいがちょうどいいか → 故に、村の回りのベースキャンプは5つで2日かけて移動させよう。

というような次第で、設定があって巡回するストーリーが出来たのではなく、あるていど説得力のある巡回をさせるために設定が出来ていった感じ。

モツ屋なども、まずはウルズに酒を飲ませよう → それならば酒屋が必要 → ウルズが行くなら場末の酒場だろ → 偶然深夜食堂を読んで影響を受ける

みたいな流れで出来たはず(もうあまりよく憶えていませんが)。

それどころか。
構成(自分の中でストーリーを考える部分)では無かった設定が、構成を元に本文を書いていくうちに出来ていくような部分も多かったり(最近では特にハニーハンターズ)、割と行き当たりばったりなんですよね……。

逆に設定が先走っている部分も……。

例えば、ガルガリ河が滝として流れ落ちている断崖は、古の竜騎兵と古龍たちの争いで出来たもの(対ブラックウィドウ戦でユヅキがちょろっと印象を……)で、滝の裏には眠っているだけでまだ活きている竜騎兵が隠されていて。
村長はその頃の戦いの生き残りで、竜騎兵のオペレーター。当時の戦争で顔に傷が付いた。
目覚めてしまうとミラルーツあたりが怒って破壊しに来るので、今でも竜騎兵の眠りを守っている。ただ一人だと寂しいし、やりやすいように村を作って村長に収まった。

というような、おそらくは作中では使わない設定なんかもありますが……(竜騎兵や、その戦争の年代、竜人の寿命設定など元のモンハンの設定がわからないので時系列がメチャクチャだし)。

……この設定をボツにするとなると、さてなんで村長は顔に傷があるのかの言い訳(設定)を改めて考えなきゃ……。

まあ、そんな感じだったりします。
一度出来た設定は、それなりに固まっては行くのですが。

ただ。
「足下の歩き方」を読んで、ああ、こういうのいいなぁと思ったので、実は設定資料集というアイディアにはちょっと心惹かれるものがあります。

とりあえず、期待せずにお待ち下さいw

ロキ #- | URL | 2018/01/19 10:24 | edit

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