モンハンブログ 週末の笛吹き

主にMH3GとMH4、MH4Gそしてモンスターハンタークロスのプレイ日記を書いていきたいと思います。現在は「ロキ」という名前でオンラインに出没中。モンハン以外の事を書くブログ「ロキの試験的駄文」も始めました。

モンハン小説未来編 第8話 「ウルズ、ソロクエストに挑む」 第五章 それぞれの想い  




前回のお話を書いた後、熱いファンレター(ファンメール? 本当にありがとうございます)を頂き、かなりテンションを上げながら書いた、ウルズの帰還回。

一歩間違えれば死んできた激闘を制したウルズ。しかしそれは、自分の安全を優先すれば回避できた危険でもあったわけで……。

インデックス


今回、新たに名前を持ったキャラクタが新登場。
サーガとは、北欧神話に登場するアース神族の女神の名前で、意味は「何かを見る」あるいは「知らせるもの」。

実は一回だけ、この未来編でちょろっと登場していたりします。

この話が始まる前にはそこまで考えていませんでしたが、名前をつけたことにより自分の中での重要度も増し、おそらく再登場することになるキャラクタ候補になりました。

ちなみに、この女神さまは北欧神話において殆ど登場しないくせに、女神の中では二番目に偉いとされるとのこと。オーディンとサシ飲みする仲。
歌と詩の神でもあるようです。


さてさて。
本当は今回で終わらせる予定でしたが、思った通りやっぱり長くなって目標だった5000文字を超えたので、終章は次回に回すことにします。

デフォ子ーウルズ シルエット2完成
~~ ウルズ ~~

ローゲ01
~~ ローゲ ~~

MHWベータ版フレイア
~~ サーガ(イメージモデル:MHWベータ版より) ~~

レアーフレイア シルエット完成
~~ フレイア ~~

ロキ・ギター
~~ ロキ ~~






○前回のあらすじ
ゲリョスを追ってきた最凶のモンスター、イャンガルルガ。
村への被害を最小限に抑えるため、ウルズは一人、圧倒的な強さをもつ相手と対峙した。
かつてない激闘の末、黒狼鳥イャンガルルガを、ウルズは血まみれになりながらもついに撃退する。



○第五章 それぞれの想い

 ガルルガが去った直後、張り詰めていた気持ちが切れて、私はその場にへたり込んでしまった。致命傷を負ったわけではないが気力もスタミナも限界だったし、肌の露出している顔や首、そして太ももなどには小さな切り傷が無数に出来て、まだ血が滴っていた。ガルルガの甲殻にはナイフのような鋭い棘が無数に生えていて、しがみついた時にそれで傷つけられたのだ。
 ローゲに「動けないので人を呼んでほしい」と告げると、彼は落ち着いて「今、来る」とだけ言った。
 村人は出払ったはずだろうと思ったのだが、その言葉通り、さほど時間が立たないうちに下草を踏むガサガサという音が聞こえた。

 来たのはウェーブがかったブラウンの髪の女性だった。
 年齢は30そこそこといったところか。その人もハンターで、サーガと名乗った。別の狩猟からの帰りでちょうど村の近くに居たのだが、観測気球にてイャンガルルガの出現を知ったギルドより緊急に討伐依頼を受けたのだという。
 もっとも、彼女もガルルガを一人で討伐するような自信はなく、村人の保護に注力するという条件でギルドと折り合いをつけたとのことだった。ローゲは彼女に協力して村人の避難を手伝っていたらしい。
 彼女は熟練のハンターらしい手際で私の傷の応急措置を施してくれた。最もひどい出血は首と顎の間にできた裂傷からのもので、目立たないが跡が残るかもしれないと、包帯を巻きながら彼女は顔をしかめた。傷の場所が場所だけに、もう少し深かったら危なかったかもしれないとも呟いた。
 傷跡は……まあ仕方がない。良いわけではないが、それで済んだのであれば安いものだ。下手をしたら命を喪っていた。まったく、HR1の人間がやることではなかった。さっさと逃げればよかった。
 サーガさんにも言われた。ウルズさん、いい仕事をしたが、ムチャをしすぎだ、と。

 ……あれ? 私、名乗ったっけ?

 出血と疲労のために意識が朦朧となり始めた私を、彼女は背負って村に連れ帰ってくれた。当然無人だったが、村長の家だという比較的大きな屋敷を無断で借りた。
 ローゲは避難していた村人たちを追って出ていった。危険は去ったが念の為、緊急の用がある人以外はしばらく避難先で待機するよう伝えるのが、今回、彼の最後の仕事になった。
 
 ベッドを借りて横になりながら、サーガさんと話した。
 彼女は秋ごろから私達が定宿にしている街の集会所に居たという。言われてみると、なんとなく見覚えがある気がしないでもない。そう言えば、たまに目が合った事があるような? もっとも、辺境としてはそこそこ大きな街の集会所なので、ハンターの出入りも多い。すれ違っていたとしても不思議ではないが、そこまで他人の事を意識していなかった。

 休んでいる間、サーガさんは疲労回復に良いからとハチミツをくれた。荷物もポーチも、ガルルガとの激闘の間にボロボロになっていたが、それでも無事だったオリーブ製のハニーディッパーを私は取り出した。
 彼女がくれたのは、豊かな香りとしっかりとした甘みを持ち、それでいて後味のさっぱりとした食べやすい琥珀色のハチミツだった。ラベンダーの蜜とのことだった。
 サーガさんはハチミツの薬効にやたらと詳しかった。
 ラベンダーの蜜は、ハチミツの中でも殺菌力や鎮痛作用が特に強く、切り傷の消毒や感染症対策に効果がある。舐めるだけがハチミツの使い方ではないと、水で薄めたハチミツにガーゼを浸し、傷口を拭いてくれた。医者に診てもらうのが最上だが、応急処置としては十分以上の効能を持つと、サーガさんは言った。
 つくづく、ゲリョスに盗られたあのメガミノフトモモの蜜が惜しい。少ないとはいえ、あれをお返しとすることも出来たのに。
 そう思いながら、私は眠りについた。
 
 目が覚めると、もう昼を過ぎていた。
 ローゲが戻ってきていた。
 それと、おじさんが二人いた。
 一人はギルドにゲリョス討伐の依頼を出した農場主で、もう一人は村長とのことだった。畜産に携わる数人の村人と共に、責任者として戻ってきたらしい。家畜の世話は、切迫した命の危険でもない限り、休むわけには行かないのだ。
 私に対し、二人は過剰とも思える態度で感謝を示した。
 特に村長は目に涙を浮かべて、私のことを英雄だとまで言ってくれた。さすがに面映い。もっとレベルの高いハンターであれば、村人を避難させるまでもなく事態を収めていただろうに。
 ただ、他人からここまで直接的に感謝された事はかつて無かった。座り心地は悪いが、嬉しいという感情もあり、同時に自分のした仕事に肯定感を持つことが出来た。

 結局、もう一晩ベッドを借りて、次の早朝に、村長と農場主、数人の畜産関係者に見送られ村を立った。
 一頭立てのグァーガ車を仕立ててもらい、私とローゲを乗せて、サーガさんが手綱を取った。
 帰路、サーガさんの趣味だという歌を聞き、ハチミツの話をしながら、車に揺られて過ごした。ゆったりとした時間だった。

 ただ、私には二つ、大きな懸念があった。
 一つは、去り際のガルルガの眼。
 残った右目に私の姿が映っていた。ヤツは、私という存在をその眼に焼き付けた。決して忘れる事はないだろう。
 ガルルガの今後の行動を考えると不安が募る。が、まあそれは今心配しても仕方がない事ではある。
 もう一つ、差し迫った問題があった。
 今回、結果的には自分の実力以上の仕事を成し遂げた。その達成感はあるが、しかし避けようと思えば避けられる無茶を、あえてしてしまったと言うのが問題なのだった。

 さて、彼女に対してどう説明したものか。

 ……考えるが、しかし誤魔化す方法は思い付かない。下手な言い訳をするよりは、事実をありのまま話すのがベターだろう。
 そう結論づけた頃、グァーガ車が集会場に着いた。
 ほんの数日離れただけだったが、生死の境を乗り越えて来たせいか、見慣れた風景がやけに眩しく見えた。
 ここに来て、やっと自分は死線を超えたという実感が沸いた。無意識のうちに心を固めていた緊張感が、スっと消えていくのがわかった。
 かつて流れ着いて、何となく居着いた集会場だが、いつの間にかここは私にとってのホームとなっていたと初めて認識した。

 車の発着場に借り物のグァーガ車を預ける手続きを取ってもらうため、サーガさんとはここでお別れとなった。グァーガ車は後にギルド職員によって村に返却されるはずである。
 彼女は笑顔で、またハチミツの話をしたいし今度一狩り行きましょう、と言ってギルドカードを交換してくれた。長らく一枚も入っていなかった私のカード入れも、この一年でちょっと膨らんだ。

 発着場を出た所に、フレイアがいた。

 ……
 …………

 ……え……? いや、ちょっと待って。
 心の準備が。

 フレイアはニコニコとした笑みを顔に貼り付けて、私に近づいた。
 もしも私が男性なら、きっと一目惚れしていただろう。そんな美しさと可愛らしさを併せ持った笑顔だったが、しかしそれを見た私は顔を引きつらせた。

 表情から感情を読みにくいフレイアだが、さすがに分かる。
 あれは怒っている。それもかつて見たことが無いほど、激怒している。

 逃げるわけにも行かず、私は引け腰になりながら、
「……あの……ただいま……」
 と言った。

 フレイアから返されたのは、強烈なビンタだった。

 音を立てて頬を張った後、流れるような動きでフレイアは私の胸ぐらを掴んだ。
 周囲に人は少なかったが、出猟直前だった数人のハンターたちが、遠巻きにこちらを見て、そそくさと去っていった。
 フレイアに着いて来ていたロキがさすがに慌てて、私の後ろに居たローゲが驚きに固まっているのがわかった。

「あなたねぇッ……!」
 フレイアは、もう笑いの仮面を着けていなかった。彼女にしては珍しく、生のままの怒りを顔に表している。怒りに唇をわななかせているが、そこにはハッとするほどの生気と、見る人を慄然とさせるような印象強い美しさがあった。
「受付嬢を締め上げて聞いたわ。あなたの行った森にガルルガが出たって。すぐに逃げて来るはずよね? 普通に考えたら。……それがなんで帰ってくるまでこんなに時間がかかって、しかも傷だらけになっているのよ?」
「……さすがフレイア、耳が早い……」
「ふざけないで。……私はね、あなたも学んだと思っていたの。無茶をしたら、ハンターなんてすぐに死ぬって。この間の紅兜戦で」
 私の胸ぐらをつかむ腕に力がこもる。
「それが何!? ガルルガ!? そんなの相手に何をやってるの!? 馬鹿なの!? 死ぬ気なの!?」
 鼻が触れそうになるくらいまで顔を近づけて、彼女は声を低くした。
「一年前、ジンオウガの未成熟個体を一緒に狩りに行ったときの事、覚えてる?」
 私は頷いた。忘れるものか。
「あなた、ジンオウガの爪に引き裂かれた時、言ったわね。自分なんて放っておいて追えって。自分が死んでも、私に関係ないだろうって」
 よく覚えてるな……いや、私も忘れてはいないが。
「今でもそう思っているの?」
 私は首を振った。
「あの頃と、今の私は違う。私を知ってくれる人が出来た。もう、死にたくなんか、ない」
 私の言葉を聞くと、フレイアは一息ついて、腕から少し力を抜いた。
 そして口の端だけで笑った。
 それまでの激情から、一瞬、虚脱したように見えた。

 と、思った次の瞬間。

「じゃあ、なんでガルルガを見た時点で逃げなかったのよ!」
 ちょっとだけ緊張を解いた隙を突くかのように、彼女は再び火を吹くような怒りを見せ、私の上半身を振り回した。
「馬鹿!」
 ゴツリ! という鈍い音が頭蓋の内側に響き、眼から火が出た。
 額を押さえてしゃがみこんだ後、頭突きを喰らったのだと、じんわりと理解が追い付いてきた。
 グワングワンする意識の中、遠くからロキの声が聞こえた。
「あ……あれは隊長のゲンコツ並みに痛いんだニャ……」
 更にフレイアの声が上から降ってきた。
「痛みで泣くなんて許さないから」
「……うん……ゴメン……」
 私は、額に手を当て、ふらつきながら立ち上がる。
 フレイアはそんな私の頭を、今度はその胸に抱き寄せた。すごく柔らかかった。
「ほんっとーに……この大馬鹿者め……」
「ゴメン……」
 怒りが収まった……と思った時、私の後ろからローゲが話しだした。
「フ……フレイア。あまりウルズを責ないでやってくれミャ……」
 フレイアが私を抱きしめたまま睨むと、ローゲは耳を伏せた。
「い……いや、オレはちゃんと村に報せて、退避完了の音爆弾も打ち上げたミャ……」
 この野郎、日和りやがった。
 だが、耳を伏せながらも彼は続けた。
「それでも、例えフレイアがどう思おうとも、オレはウルズに感謝しているミャ」
 再びフレイアが睨んだが、彼は今度は引かなかった。
「オレは、自分が属した集落を、二度までモンスターに壊滅させられたミャ」
「……ローゲ、前にも言ったけど、自分が悪いモノを引き寄せたなんて、本気で思っているの?」
 フレイアの声は、未だ不機嫌さを隠していない。だがローゲは、声に落ち着きを取り戻して言った。
「もちろんそんな事は無い。だが感情はそう簡単には割り切れんミャ。オレは、心の何処かで、自分自身が災厄だと思っていた部分があったミャ。今回、ガルルガのような危険なモンスターが現れ、村を壊滅させるだろうという事で、オレはまたかと思ったミャ。これで三度目。気落ちして、正直、この狩りが終わったらハンターから身を引いて、どこか遠くの山奥で、一人でひっそり暮らそうとすら思ったミャ」
 ……こいつ、そんなこと考えてたのか……。
「だが、ウルズはそれを察したミャ」
 ……え……?
「避難勧告に向かうオレに、ガルルガを撤退させれば村は無事だと言って……」
 いや、ローゲの生い立ちは頭に浮かんだが、そこまで考えてなかったぞ……?
「それで、ガルルガを相手にギリギリまで粘った……。フレイアはそれを馬鹿だと言うが……」
「そうね。逃げなかった、この娘は愚かよ」
「それはオレも否定しないミャ」
 オイこらローゲ。
「だがそれでも、村の壊滅を回避させた。三度目は起こらなかった。それに関してオレは救われ、許され、呪いを解かれた気になったミャ。だからウルズには心から感謝しているミャ」
 ローゲの言葉を聞き、フレイアは私を抱き寄せたまま、大きくため息をついた。そして私の両肩に手をやり、顔を近づけた。
 近い近い、顔が近いよ。
 少しドギマギしていると、彼女はジト目で私の眼を見ながら口を開いた。
「いい。ガルルガ相手に一人で立ち向かうなんて無茶、二度としないで。あなたが死んで、悲しむ存在が少なからずいるということを、その小さい胸に刻み込んでおきなさい」
 小さい胸は余計だ……けど。
「うん。心配をかけた。本当にゴメン」
 私は素直に謝った。自分を知る人たちのためにも、もう無茶はしない。したくない。
「今度やったら、本当に許さないから」
 そう呟いて、フレイアはやっと私を開放した。
 そして、成り行きを見守っていたロキに対して、こう言った。
「賭けは、私の負けね、ロキ」
 賭け?
 訝しがる私に、ロキが説明を始めた。
「ウルズが、説教に対して一言でも反論したらフレイアの勝ち。しなければ俺の勝ち。そういう賭けだニャ。先にベットしたのはフレイアの方ニャ」
「……ひどいなフレイア」
「あなたは異常に自罰的だったけど、最近はちょっと自尊心も出てきてたから、反論くらいはするだろうと思ったのよ。何の考えも戦術もなしにガルルガに立ち向かうような、そういう意味でのバカだとは思っていないから」
 フレイアはシレっとそう言った。……戦術は……なかったかもしれないな……と、内心で私は思ったが、それはとことん秘密だ。
「まさか本当に一つも弁解しないとは思わなかった。やっぱりあなたはちょっと変なのよ。そこに興味を持ったのだけど」
「……フレイアに変と呼ばれるのは聞き捨てならないな……」
「今日明日はゆっくりと身体を休めて、明後日に今後の打ち合わせをしましょう。その後、ウチに来てちょうだい。ローゲも。久しぶりにヴレイブハートに行くわ。負けた私のおごりよ」
 さっきまでの激情がウソのような、いつも通りのフレイアだった。

 一段落ついて、私たちは狩猟報告のために事務所へと向かい始めた。

 前を歩くフレイアの袖をひいて、
「……一つ……お願いがあるんだけど……」
 と、私は言った。
「何?」
「私……名前で、呼んでほしい」
「そうね、ウルズ。心配したけどウルズが頑張ったのは確かよ。ご苦労様。報告書を作りながら、何があったのか詳しく教えてちょうだい」
「うん」
「おかえり、ウルズ」
「うん!」
 フレイアの言葉に、私は笑顔で頷いた。

 額は、まだ少し痛かった。



○次回予告

波乱の初ソロ狩猟を終え、再び日常へと戻るウルズとフレイア。
しかし終了報告を終えた数日後、ウルズはギルドより呼び出される。
何事かと不安に思いながら、事務所に行くと、そこでは美しいが動く人形のような受付嬢が、ある書類を手に待っていた。

次回

モンハン小説未来編 第8話 終章

「昇格」

お楽しみに!



P.S.
フレイアの怒り方は、師匠のヘイムダル教官そっくりだったりします。
フレイアの、実はドMという設定……さすがに活かせなかったなぁ……。
スポンサーサイト

category: モンハン小説

TB: 0    CM: 2   

コメント

あぁ尊い。
なにあのやりとり。
死線を超えた先にあった感情の乗った制裁。
そしてあのお願いが尊い。
イイ!いいぞーーー!
ローゲ君も救われていたようで何よりです。

まぁでも個人的に一番ツボったのは、
ウルズのココロのツッコミですけどw
とても和みますw

朔 #- | URL | 2018/01/08 22:35 | edit

Re: タイトルなし

>>朔さん

ありがとうございます。おかげさまでテンション高く書き上げることが出来ました。

頑張ってやってきたウルズに対し、フレイアはちょっとひどい……という印象も持たれるんじゃないかな……という不安もあったので、「尊い」を頂けるのは嬉しい限りです。

今回、フレイアも本気で怒っていたので、行動を制御しきれなかった、という感じで書いています。まあ、制御する気もなかったという面もありますが。
ただ、愛情があるからこそ、命を的に無茶をしたウルズを叱らなければいけないという「先輩、お姉さん」としての使命感もあり、ウルズもそれは理解しているので素直に反省しているし、謝っています。

個人的には、薄笑いを見せて、収まったのかな? と見せてからの頭突きが好きです。ああいう緩急のあるシーンは書いていて本当に楽しい。

頭突きのときのセリフや流れ、ロキの反応などは、クソガキだったころのフレイア自身がジャギィに襲われた時を参考にして書きました。
ただしフレイアは、あのときの事を真似ているつもりありません。自然にそういう行動になっています。
ヘイムダルさんのやり方や考え方が刷り込まれてしまっているのだと思います。幼女の頃から十年近く、ヘイムダルさんの下で働いたり指導を受けていたので。

ウルズは、無意識的に自分を客観視しています。
主観としての自意識はもちろんあるのだけど、それとは別に外から、三人称的に自分を含めた状況を眺めている感じ。
辛い子供時代を送ってきたことから、状況と自分を切り離して外から眺めるという意識を身に着けた、という演出……のつもりです。
叱られて、反省もしている自分もいるけれど、それとは切り離して状況を冷静に観察している意識もあるウルズだからこそのツッコミ……だったりするつもりです。

自分としては、「この野郎、日和りやがった」は書いていて、テンポ良く鋭さのあるツッコミだと自画自賛していました。

ウルズのお願いも、未来編第一話から。
子供時代の辛い思いでの中でも、名前を呼んでもらえなかったことはかなり堪えたのだと思います。アイデンティティの深い部分に関わることだと。
ただ、このやり取りは構想段階では無く、本文を書いていて、自動的に挿入されていきました。
よくあることなのですが、筆が乗る、とはこういうことなのだと思っています。

ロキ #- | URL | 2018/01/09 07:48 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://mhblog563.blog.fc2.com/tb.php/996-d7b6b0db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カウンター

プロフィール

リンク

インデックス

MHロキのツイッター

人気ブログランキング

検索フォーム

最新記事

最新コメント

RSSリンク

アクセスランキング

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

QRコード